HFGについて
地域経済の発展と新しい産業の創造にも
寄与して生きたいと考えております

沿革

1979年 (昭和54年) 4月発足 1年の間、例会で各会員企業の工場見学会を実施。
その間、一部工業試験場や会員企業以外の企業も訪問する。
1980年 (昭和55年) 例会では、各企業の開発テーマに関しての意見交換を主に行う。
その間、近隣の企業見学会や、一泊での遠方の企業訪問も行う。
(全7ヶ所を訪問)
1981年 (昭和56年) 前年同様の事業。 (全11ヶ所を訪問)
大学および公的研究機関の見学も行う。
1982年 (昭和57年) 前年同様の事業。 (全13ヶ所を訪問)
訪問先企業に関連した開発テーマを検討課題として例会で取り上げる 。
1983年 (昭和58年) 4月に初めての海外研修として、ドイツのハノーバーメッセを見学。
1週間の日程でドイツとフランスを回る。
この行事以降、会員各位の間の意思疎通が非常にうまく行く様になった。
又、年度末には2度目の海外研修として香港を訪問した。
1984年 (昭和59年) 経営委員会と開発委員会の2委員会を開設し、開発委員会に会としての開発テーマの探索の指示が出た。又、発想転換セミナーと称して各方面の先達との懇談会を企画、第一回として、前東京大学学長の向坊隆先生をお招きして東京(赤坂東急ホテル)で開催した。
他の異業種交流会との交流を開始した。
1985年 (昭和60年) 会員メンバーの共同出資会社のガウス(株)を設立しプラスチックマグネットおよびファインセラミック・粉末金属の射出成型法による製造技術の開発を業務とする。
従来、会長企業の旭洋工業(株)においていた事務局を姫路商工会議所に委託する事とした。
1986年 (昭和61年) 第三回の海外研修として韓国を訪問、当時発展急であった韓国社会の現状を見て、感銘を深めた。
発想の転換セミナーで組織工業研究所所長の糸川英夫氏を東京ヒルトンインターナショナルにお招きし、特にイスラエルに於けるハイテク産業の状況に付いて教わった。
1987年 (昭和62年) 第四回の海外研修として台湾を訪問、韓国とは違った種類のバイタリティに感銘を受けた。
会規約を改訂し、新たに開発補助規約を作成、会員企業の開発テーマに対して開発補助金を提供すると共に、会員メンバーの技術協力も行うことを制度化した。初年度は3社に補助が決定、この後多数のテーマに対して補助が行われ会員企業の研究開発に一つのインパクトを与えた。
姫路市以外の地域の異業種交流グループとの交流を活発に行った。その中でも、特に広島県の府中工業倶楽部との交流は、大変有意義なものであった。
近畿ブロック中小企業テクノフェアに初めて会として出展。初めての試みで苦労もあったが、反響も大きかった。
1988年 (昭和63年) 足下を見直す為と、例会のマンネリ化を防ぐ為に、一年間例会は、フリートーキングとして、各社の固有の問題と企業方針について、一社ずつ発表した。第二回近畿ブロック中小企業テクノフェアに前年に引き続き出展した。
京都グランドホテルで行われた、昭和63年度近畿ブロック技術・市場交流プラザ京都大会で、会の事例発表を行った。
中小企業融合化法案に基づいて、ガウスを指定組合にしてはと、兵庫県から打診があったが、我々の方が先取りをしている状況を、逆戻りはできないと断った。
1989年 (平成元年) 前年に引き続き、例会ではフリートーキングで各社の所属業界の展望を発表した。
開発補助規約による開発が活発化し、開発委員会が年間17回も開催された。
勉強会で講演して頂いた姫路市大規模事業推進本部長の徳地氏の話に大変刺激を受け、月に姫路市の主催で行われた姫路市大塩・的形臨海部開発日米ジョイントスタディの参加者を招いて懇談会を開催し、日米の大学生達と交流した。
異業種交流会合同名詞交換会「おにゅうこねくしょん」に参加し、多数の異業種交流会と、会の活動展示を行った。
1990年 (平成2年) 第五回の海外研修として、アメリカ東部・カナダを訪問した。カナダでは、大塩再開発との関連でラグーンシティを見学、ボストンではハーバード大学とMITを訪れて、産学交流の事態を学ぶ等、非常に有意義な旅であった。
HFGアメリカ視察旅行(6月15日~24日)
 主な訪問先
   ビンガム・ダナ・ゴウルド法律事務所
   サイバロティックス社
   リー・エンジニアリング社
   ハーバード大学
   マサチューセッツ工科大学
例会では各社持ち回りで、問題提起と全体討議として、それぞれの提起したテーマに付いて討議した。
会の活動の集大成として、研究成果発表会を始めてホテルサンガーデン姫路(現 ホテル日航姫路)で、各社から総勢29名の参加を得て開催、それぞれの企業で開発して来た商品・技術を担当者から発表した。会の活動としては、最も大切な事業として、大きな成果をあげ、現在も2年に一度を目標に継続して開催している。
1991年 (平成3年) 例会では前年に引き続き問題提起と全体討議をおこない、一周した後、各社が講師を探して来て講演会を各社持ち回りで行った。非常に多方面の方々の話を聞くことが出来て大変好評であった。
従来、開発委員会と経営委員会との2委員会制度で運営されて来たのを、一つの委員会に統合して例会以外の勉強会や講演会の企画・開発補助テーマの選定等を行うこととした。
1992年 (平成4年) 例会では前年に引き続き各社持ち回りの講師依頼による講演会を行った。
第二回研究成果発表会を開催、前回同様、大きな成果を収めた。
会の提案に基づいて姫路市・商工会議所・兵庫県・テクノポリス振興財団の共済による、第一回はりまテサシノフォーラムを開催し、姫路市およびその周辺の異業種の活動成果の発表の場とした。
1993年 (平成5年) 例会では毎年に引き続き問題提起と全体討議を会員持ち回りで行った。この年辺りから若干マンネリ化の気配が感じられるようになってきたので、出来るだけ若い新入会員の増強を計ることとした。
第三回研究成果発表会を行った。
1994年 (平成6年) ここ数年の会員増強の動きの成果として、3名の30歳代の会員がグループに参加する様になって、若干雰囲気が変わってきた。
例会では、主に姫路工業大学の先生をお招きして各教授の専門分野のお話や、その他の技術的なトピックス等を講演して頂き、その後フリートーキングによる情報交換を行う形をとった。
第六回海外研修として、中国・香港を訪問した。上海の活気あふれる状況と、裏腹な国有企業の低い生産性の現状を見、深釧特別区の驚異的な発展、香港の狭い地域に溢れんばかりのエネルギーに大変な刺激を受けた。
研究成果発表会を開催したが、毎年の開催で各企業共発表するテーマが少なくなって、発表企業数が減少してきた。この為、今後隔年での実施とする方向とした。
1995年 (平成7年) 例会では技術関連の講師に拘らず、広い範囲の方お越し頂いての講演を行う方向とした。かなりバラエティに富んだお話が聞けた。
第二回はりまテサシノフォーラムが開催され、会も出席した。
暫く遠ざかっていた、近隣の異業種交流会との交流を再開し、姫路ソフト協会との合同例会をおこなった。
インターネットに関しての関心が高まり姫路独協大学の森下助教授にレクチャーを頂いて、ホームページ開設とE-メールの利用の研究を行った。
1996年 (平成8年) 昨年に引き続き例会では、各界の方々の講演をおこなった。但し、会の趣旨としても、技術関連の話はやはり避けてはいけない事であり、姫路工業大学・神戸大学工学部等の教授の話も織り込んだ。
インターネットの利用に付いて数度の勉強会を行い、会員の意識高揚を計った。その結果、会のホームページ立ち上げにこぎ着けた。
研究成果発表会を開催した。
1997年 (平成9年) 前年に引き続き各界の講師の講演を例会では行った。
西播磨テクノポリスの8GEVSRの本格稼動に対応すべく、JASRIの担当者等との懇談会を行った。
電子メールの本格使用に入り、会の情報をメールでやりとりすることとした。
第三回はりまテサシノフォーラムに参加し、8GEVSRと地元企業の関わりに関して問題提起を行った。
1998年 (平成10年) 会の運営を会長の手を放れて若手のメンバー4名で構成される委員会に任せることとした。従来のやり方では、どうしても大幅な発想の転換が図れないと判断した為である。
例会では早速若手の意見により、近隣の企業経営者に、商品開発の苦労話を聞かせていただいた。
研究成果発表会を開催した。
テクノポリスとの具体的な関わりの方法を考える為に、姫路工業大学理学部の木下教授とコンタクトし、若手の研究者を交えたフランクな懇談会を今後継続して開催することとなった。
1999年 (平成11年) 創立20周年記念式典、記念講演会、祝賀会を7月16日に開催した。
例会ではホームページの作成やLANの構築について勉強するとともに、会員企業の見学を行った。
ニュースバルやSpring-8関係者との懇談会も実施した。
2000年 (平成12年) IT革命の本格的到来に備え、バーチャルプロダクトモールに関する研究を行った。
ISOや特許についての勉強も行った。
2001年 (平成13年) 引き続きバーチャルプロダクトモールに関する研究を行った。
例会では、会員企業の見学を行うともに、他の異業種交流団体との交流会も積極的に開催した。
第7回の海外研修として、6月7日から9日まで台湾コンピュータ見本市及び工場見学を行った。
2002年 (平成14年) バーチャルプロダクトモールの本格的立ち上げを検討するとともに、ウィルスなどの問題についても勉強した。
5月9日から12日まで開催された播磨産業リレーフェアに会員8社が出展した。
2003年 (平成15年) 本年度は会員それぞれが研究テーマをもち、例会で研究成果を発表した。テーマは、燃料電池、2足歩行ロボット、ロケット、e-ビジネス、バイオマス、AI、ユビキタス、福祉機器など興味深いものばかりで、新たな発見も多かった。
2004年 (平成16年) 引き続き会員それぞれの研究成果を例会で発表した。テーマは、海外ビジネス、マスコミの利用の仕方、パソコンソフト作成、大学発ベンチャー、健康的な食生活などであった。
しばらく途絶えていた先進見学会を再開し、マツダ本社工場の見学会を開催した。
2005年 (平成17年) 空席となっていた顧問に兵庫県立大学高度産業科学技術研究所の内海助教授を迎えた。
見学会は兵庫県立コウノトリの郷公園を訪問し、自然系の研究活動について学んだ。
2006年 (平成18年) 異業種交流会の活動の方向性を探るため、経営革新・新連携やLLPについて研究した。
MEMS技術利用研究会に会として入会し、先端分野の研究も行った。
第8回の海外研修として、11月9日から12日までタイ王国バンコクを訪問し、Daicel Safety Systems (Thailand) Co.,Ltd.、SIAM TOPPAN PACKAGING CO., LTD.を視察した。
2007年 (平成19年) 例会では、会員企業の見学を行うとともに、たたら製鉄について研究した。
その他に、企業におけるメンタルヘルスやパソコンの活用について勉強した。
見学会は北九州エコタウンとたたら製鉄の2回を開催した。